デスクの上を見渡すと、USBハブとカードリーダーと置き時計と充電ケーブルが、それぞれ別の場所に転がっている。時刻を確認するにはスマホを手に取り、天気を見るにはブラウザのタブを開き、今日のタスクを見るにはまた別のアプリに切り替える。作業に集中しているつもりが、気づけば画面の切り替えだけで何度も手が止まっている。地味に、でも確実に、集中力が削られている。

CABLETIME ScreenDock(ケーブルタイム・スクリーンドック)は、その散らかったデスクを1台にまとめながら、常時表示の情報画面までついてくる8-in-1のUSB-Cドックだ。

ポートをまとめて、情報表示までついてくる

USBハブは便利だが、ただの配線整理役で終わることがほとんどだった。ScreenDockは違う。ドッキング機能に、5.5インチのディスプレイを組み合わせている。時計、カレンダー、天気、システムステータス、音楽コントロールなど、自分が今見たい情報を、画面を切り替えずにデスクの隅に出しっぱなしにできる。

CABLETIME ScreenDock本体と画面表示イメージ
Photo: Kickstarterより引用(製品提供元)

画面に映るのは、自分が選んだ情報だけ

画面に表示する内容はすべて接続したパソコン側から送られる。対応するアプリのウィンドウを、ドラッグして画面に移すだけでいい。特別なOSやアプリが本体に内蔵されているわけではなく、あくまでパソコンの「もう1枚の小さな画面」という位置づけだ。時計のデザインも複数から選べるので、デスクに置く目覚まし時計代わりにもなる。

スマホを手に取って時刻を確認する、あの一瞬の中断に心当たりがある人なら、この感覚はわかるはずだ。

ScreenDockの画面に時計を表示した様子
Photo: Kickstarterより引用(製品提供元)

8つのポートを、この1台に

4K@60Hz対応のHDMI出力、USB-A・USB-C(最大5Gbps)、SD/TFカードリーダー(最大104MB/s)、100W USB-C PD給電、ギガビットイーサネット。写真アプリを立ち上げるたびにカードリーダーを探す、動画を書き出すたびにケーブルを繋ぎ直す、という細かい手間が積み重なっていた人ほど、1台にまとまる恩恵は大きい。

ScreenDockの各ポートにケーブルやSDカードを挿している様子
Photo: Kickstarterより引用(製品提供元)

ノートPCの「拡張ディスプレイ」としても使える

USB経由の外部ディスプレイドライバーを内蔵しているため、初回だけ簡単なセットアップをすれば、複雑な設定なしに拡張ディスプレイとして使える。メインのノートPCの隣に、資料やチャット用のもう1枚の画面を増やす感覚に近い。

Photo: Kickstarterより引用(製品提供元)

AIコーディングツールで、自分専用のダッシュボードも作れる

ガジェット好きにはこの部分も刺さるはず。CodexやClaude Codeのようなデスクトップ向けAIコーディングツールを使えば、自分だけのWebダッシュボードを作り、ブラウザで開いてそのままScreenDockの画面に移すことができる。プロジェクトの進捗、売上データ、株価ウォッチリストなど、自作の情報表示盤として使い倒せる余地がある。

USBハブ+置き時計+デスクウィジェットと、何が違うのか

「結局、USBハブと置き時計を並べれば同じでは」という声も聞こえてきそうなので、正直に比較しておく。

USBハブ+置き時計+デスクトップウィジェット CABLETIME ScreenDock
情報を見るには スマホやPC画面を都度確認 デスクの画面に常時表示
ポート 複数のアクセサリに分散 8ポートを1台に集約
デスクの上 ガジェットが点在 1台にまとまりケーブルも整理

価格・配送・注意点

Kickstarterでの支援価格は、1台119ドル(MSRP169ドルから30%オフ)、2台セット189ドル(MSRP338ドルから44%オフ)、3台セット259ドル(MSRP507ドルから49%オフ)で、いずれも数量限定(約19,040円〜が目安)。より安い先着枠(109ドル)はすでに終了している。配送先は世界各国に対応しており、配達予定は2026年10月。

Photo: Kickstarterより引用(製品提供元)

目標額は3,000ドルとごく小さく、すでに10万ドル以上を調達済み(達成率は3,500%超)。All or Nothing方式のため、締切(2026年9月21日)までにこの状態が続けば支援は確定する見込みだが、最終的な確定は締切時点での結果による。

情報源: Kickstarterページ(2026年9月3日時点)。円換算は参考レート(1ドル=160円)による目安。実際の支援価格・送料・発送時期は変動する可能性があるため、支援前に必ず公式ページで確認を。